企業担当者が

自分で作る「動画制作」

前後３秒の間を意識する

撮影開始の際、いきなり始めたり終了すると、スムーズな編集が行いづらくなります。

撮影開始・終了時には３秒の間を意識しましょう。

撮り忘れをチェックする

撮影中は、撮り忘れた工程が無いように、脚本にチェックを入れます。

最終的に片付ける前、もう一度撮り忘れや予備に撮った方が安心な部分が無いかを再確認しましょう。

回答は一息おいてから

せっかちな人や緊張している場合など、インタビュアーの質問が終わる前に答え始めてしまうことがよくあります。

声がかぶっていると編集の時に大変加工しづらく、最悪の場合映像が使えなくなってしまいます。

撮影前に、質問が終わって一呼吸置いてから話し始めるよう打ち合わせしておきましょう。

内容が飛んでしまう場合は

出演者が不慣れな場合、話す内容が頭から飛んでしまい、編集できないレベルでまとまらなくなることも。

カメラの横にタブレットやノートパソコンを置き、そこに内容の箇条書きなどを表示すれば、目線を自然に保ってのカンニングペーパーにできます。

出演者の話に反応しよう！

反応が返ってこない相手に向かって話すのはとても難しいことです。

撮影に集中しすぎて無反応にならないよう、出演者の話には反応を返しましょう。

ただし、声をだして相槌をすると、インタビューの音声に入ってしまいます。

声を入れずに、いつもより表情や首の頷きを大きくリアクションしてあげるだけで、出演者は、格段に話しやすくなるでしょう。

さらに詳しく撮影のことを知りたい人は
こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

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素材の選択

インタビュー中の発言や、スムーズに撮れた動きなど「使える」と思う部分を抜き出して行きましょう。初めから細かく作り込んで行くと、整合性が取りづらいなど様々な問題が出てきます。抜き出した素材をとりあえず並べて、ざっくりと全体を構成してみることです。全体のボリュームがどれ位になるのかを判断しながら、頭から終わりまでを何度もなぞりながら完成度を高めていきましょう。

カットと接続

並べられた素材の中から、さらに不要な部分を徹底的にカットします。発言の「あー」「えー」といった部分はもちろん、はっきりしない語尾なども、かなり大胆にカットしても意外と成立します。カットしても大丈夫かの判断は、次に続く部分とのつながりで考えましょう。映像、音声の面でスムーズにつながると、文章的に完全な状態でなくとも話の流れをかなりつかむ事が可能です。

補足を加える

元の映像や発言だけではわかりづらい部分を、テロップ（文字）を挿入したり、部分的にマークするなどして補足します。ただし映像の強みである「直感的な印象」を妨げないように注意しましょう。

色や音のバランス調整

全体の流れが一通り出来た後、最終段階として色や音のバランスを調整しましょう。その都度調整を行うと、内容の構成に向く意識が散漫になってしまいます。また、ビデオ編集ソフトは色や音の調整を行うとパソコンへ負荷が掛かり作業効率が低くなります。そうした理由から最後にまとめて行うのが効率的です。

完成品をチェックする

完成した動画は、できれば翌日など一定の時間を空けてチェックしましょう。完成直後は気づかなかった不自然な点、わかりにくい点が客観的にわかります。それらの修正を含めた上でスケジューリングすると有効です。